うちの4歳児のかんしゃくがひどくて、疲れちゃったよ。どう対応したら良いんだろう?
かんしゃく、辛いですよね。
わが家の長女も、4歳になるかならないかくらいから、かんしゃくが始まりました。
言い聞かせたり、見守ったり、時にはキツく叱ってしまい後悔したり…。
現在、長女はほとんどかんしゃくを起こすことはなくなりましたよ!
色んな対応を試した中で、良かった対処法を紹介します!
この記事では、かんしゃくの原因や症状、おすすめの対応方法について、実体験も交えて書いています。
かんしゃくの症状
4歳の子どもがかんしゃくを起こした場合、次のような行動を取ります。
良かった対処法
- ママが冷静になる
- 静かに見守る
- 抱きしめる
- 落ち着いたら褒める
- かんしゃくを起す前に気を紛らわせる
- 普段から会話やスキンシップを大事にする
かんしゃくはいつ何時起こるか分かりません。ハサミやレゴ、積み木などの固いもので遊んでいるときは、まずはすぐに遠ざけ安全を確保しましょう。
ママが冷静になる
子どもがかんしゃくを起こすと、ママも焦ったり、一緒になってイライラしたりしがちです。
でも、まずは冷静に!
ママが冷静でいれば、子どもも早く落ち着いてくれる場合が多いです。
「どうしたの?」「何か嫌なことがあったの?」など、気持ちに寄り添うような声かけをしているうちに、子どもも冷静さを取り戻してくれやすいですよ。
静かに見守る
こちらの声かけに聞く耳を持たないほどギャン泣きして暴れているときは、何を言ってもダメなパターン。
静かに見守りましょう。
どんなに暴れていても、そのうち疲れて落ち着いてくれる場合があります。また、ひと通り泣いて気がすんでしまう場合もありますよ。
暴れて物を投げる、暴力を振るう素振りを見せたらきちんと「ダメ」を伝えます。
抱きしめる
かんしゃくの原因が「ママに甘えたい」「寂しい」だったり、泣き疲れてるのにだらだら泣いている様子の場合は、優しく抱きしめると、落ち着いてくれることがあります。
かんしゃくの原因が分かれば、「~が辛かったね、いやだったね」と、共感する言葉を伝えると良いですよ。
ただ、あくまで冷静に、「よしよし、もう分かったよ」という気持ちで抱きしめることがポイントです。
「はやく泣き止んで〜!」という気持ちで抱きしめてしまったことがあるのですが、抵抗してさらにギャン泣きされてしまいました…
「もういい加減にして〜!」というイライラは、なぜか子どもに伝わってしまうものです…
落ち着いたら褒める
たとえ時間がかかっても、子どもが自分で落ち着くことができたら、最後には「しっかり落ち着くことができたね、けじめをつけれたね」と褒めるようにしています。
自分で落ち着くことができるのはスゴイ!と子ども自身に思ってもらうこと、褒められて成功体験を重ねることは大事です。
我が家の娘は、これを繰り返すことで、着実にかんしゃくが始まってから落ち着くまでの時間が短くなりましたよ!
かんしゃくを起こす前に気を紛らわせる
何度も子どものかんしゃくに対応するうちに、「あ、これはかんしゃくが始まりそうだな」と感じる瞬間がありますよね。
その場合、子どもが好きなことや楽しいことへ話題を振り、気を紛らわせることでかんしゃくを防止できることがあります。
ただし、あくまで自然に、がポイントです。
焦って話題を変えたりすると、話を聞いてくれてないと思われ、余計にかんしゃくがひどくなることも…
我が家の娘は、う〇ち、おしっこに話題をそらすと気が紛れてくれることがあります笑
普段から会話やスキンシップを大事にする
ママがしっかり話を聞いてくれたり、スキンシップを沢山取ることはことは、子どもの心の安定につながります。
わが家は下の子がまだ1歳。どうしても下の子にばかり手がかかってしまい、上の子をかまってあげる時間が少なくなってしまっていました。
かんしゃくの原因が、甘えたいけど下の子がいるから甘えられなかったり、やきもちからくる場合が多いように感じたんですよね。
そのため、いつも以上に意識して長女と接する時間を大事にするようにしました。
また、普段から会話の中で大好きだという気持ちや、下の子がまだ赤ちゃんで目が離せないから、なかなか一緒に遊べなくてごめんね、などの気持ちを伝えるようにしていました。
また、ハグしたり、「抱っこして」と言われてないけど抱っこしたり、スキンシップを積極的に取るようにしていました。
かまってあげられる時間は短くても、目を見てうんうんと話を聞いたり、笑い合ったり、一緒にいる時間の質を重視しました!
効果のない対処法
ママだってひとりの人間です。仕事で疲れていたり、時間に追われていたり、いつも冷静に子どもの気持ちを受け止めれるわけじゃないですよね。
ついついキツく叱って後悔したり…
けれども子どもからしたら、かんしゃくを起こした原因があります。まだまだ小さな子にとって、自分の気持ちや怒りをコントロールし、きちんとママに説明するのは難しいものです。
伝えたくても言葉にできない、やりたいのにできない、そんな気持ちの表現方法が、かんしゃくなのです。
だから、子どものかんしゃくに対し、親も怒りの感情で返すのは良くないですよね。
また、その場を収めようとかんしゃくを起している子の言いなりになると、かんしゃくを起せば思いどおりになると学んでしまい、悪循環です。
大変ですが,ぐっと気持ちをこらえて、これらの対応はしないように頑張りましょうね。
そもそもかんしゃくの原因は?いつ終わるの?
わが家の場合、長女が4歳になるかならないかくらいからかんしゃくが始まりました。
長女は活発ではありましたが、いったん家を出ると人見知り。知らない人に話しかけられたら固まってしま何も話せなくなってしまうような子でした。
性格は慎重派。石橋を叩いて渡るような、そんな子が初めてかんしゃくを起したのを見たとき、「うちの子はどこかおかしくなってしまったんじゃないか。」と思うくらい驚いたのを覚えています。
それから、かんしゃくはたびたび起こり、多い時で一日に4〜5回起こりました。
かんしゃくって、子どもも暴れて泣いて疲れるでしょうけど、ママもまたその何倍も心が疲れますよね。
冷静な対応を心掛けながら、時には大声を出してしまったりしながら、初めてかんしゃくを起こし始めた頃から半年以上たって、やっと長女が感情をコントロールできる場面が増えてきました。
それと同時に、かんしゃくを起すことも減ってきたように感じます。
思い返してみれば、長女のかんしゃくが始まったのは、引越しをしてちょうど新しい幼稚園へ入園した頃でした。
それまではママと一緒に過ごすことも多かったですが、仲の良い友達もできて楽しそうで、「こんな言葉を使うようになったの!?」とびっくりするくらい、言葉が上手になったなと嬉しく感じていた時期でした。
きっと、長女の心の中でも目まぐるしくいろんな変化があったのだと思います。
慎重派で甘えたがり屋の長女は、楽しい反面、まだまだお母さんといたいという気持ちもあったのだと思います。そこにいつも母親にべったりの下の子の存在…
もしかしたら、長女のそんな性格と、環境の変化が重なって、かんしゃくを起す原因になったのかもしれないと感じています。
かんしゃくは、一般的には、2~4歳頃にピークを迎え、5歳頃には落ちついてくるといわれているようです。
わが家の長女の場合は、4歳前後でかんしゃくが始まり、4歳半をすぎる頃にはかんしゃくを起こすことがかなり減りました。
子どもがかんしゃくを起すきっかけや、環境の変化、性格、その時のコンディションを分析したら、かんしゃくの原因が見えてくるかもしれませんね。
かんしゃくが起こったら、気持ちの切り替えを
子どもがかんしゃくを起したとき、まずはママが冷静でいることが大事、とお伝えしました。
ただ、子どもが大声で泣きわめき、暴れだしたら、一刻も早く落ち着かせたい!と、冷静でいるのは難しいですよね。
私は、「子どもがかんしゃくを起したら自分は冷静でいる」と心がけるようにしています。
かんしゃくへの対応の仕方によって、子どもの性格がひねくれてしまうかもしれない、一生の性格を左右するかもしれない、と思ったら、長くても1~3年のかんしゃく、耐えられそうな気持ちになりませんか?今が頑張り時だ!と。
また、子どもは、一番近くにいる親をお手本にして、怒りの伝え方を学びます。
子どもが成長し、感情をコントロールできるようになったら、怒りを怒りで返さない親の姿をお手本にしてもらいたいですね。
子どものかんしゃくで悩んでいるのはあなただけじゃない
かんしゃくにはいつかは終わりが来ます。かんしゃくで悩んでいるのはあなただけじゃありません。
一緒に頑張りましょうね。