赤ちゃんと過ごす部屋が畳なんだけど、何か敷いた方がいいのかな?敷くとしたら何を敷くのがベストなんだろう?
1才と4才のいるわが家の和室には、キルトラグを敷いています。快適ですよ♩ラグ、カーペット、ジョイントマット、いろいろ悩んでこれに決めました!
この記事では、「赤ちゃんや子どもと過ごす部屋が畳」の場合、
☑️ 畳の上に敷くことのメリット、デメリット
☑️ 敷く物の選択肢にはどんなものがあるのか
☑️ 選ぶポイント
☑️ ラグが快適便利!
について書いています!
赤ちゃんと過ごす畳の部屋、何を敷いたら良いのか迷いますよね。
何を敷こうかな…とお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
畳の上に敷くことのメリット
- 畳の表面を汚れやキズから守ることができる
- 畳のささくれやクズから赤ちゃんや小さな子どもを守ることができる
- 部屋の雰囲気をガラリと変えることができる
- ハウスダストを抑えることができる
- 騒音対策になる
- 畳を日焼けから守れる
畳の表面を汚れやキズから守ることができる
赤ちゃんや小さな子どもがいる場合、一番気になるのはコレではないでしょうか。
赤ちゃんの場合、オムツ買えやヨダレ、ミルクの吐き戻しなど、畳が汚れてしまうタイミング満載です。
小さな子どもは、レゴや積み木など、畳が傷ついてしまうんじゃないかという遊び方をすることもありますよね。
ラグやカーペットで畳を覆っておけば、畳をキズや汚れから守れます。
わが家は賃貸住宅なので、特に汚れやキズに敏感になってしまいます…。
畳のささくれから赤ちゃんや小さな子どもを守ることができる
畳にささくれがある場合、赤ちゃんがねんねやハイハイをする時にちょっと危ないですよね。
小さな子どもの場合も、よく這いずり回ったりゴロゴロして遊ぶので、やっぱり気になります。
また、子どもがいる部屋はスレなどが原因でどうしてもささくれが起きやすいもの。畳が古くなってくると、畳のクズなどが発生してしまう場合もあります。
赤ちゃんは床や畳などの低いところで過ごすことが多いので、服や髪についてしまったり、いつの間にか口の中に入れてしまっていた…!なんてことがあれば大変です。
ハウスダストを抑えることができる
フローリングとカーペットで比べると、カーペットの方がハウスダストの舞い上がりを防ぐことができるという検証結果があります。
日本カーペット工業組合では、カーペットの「ハウスダスト舞い上がり抑制効果」に関する実験を2013年に実施しました。
結果、カーペットでの舞い上がり量はフローリングの10分の1(フローリングで約5万個/㎥に対し、カーペットは約5千個/㎥。床上140㎝の場合)というものでした。
http://www.carpet.or.jp/publics/index/13/
畳はい草を組み合わせて作られているので、構造上、ホコリが溜まりやすいというデメリットがあります。
ハウスダストの舞い上がりを抑えることができるカーペットなどを畳に敷くことで、ホコリが舞い上がらないようにすることができますよ。
ちなみに、舞い上がったホコリが一番溜まりやすいところは、床上30センチと言われています。
ちょうど赤ちゃんがハイハイしたり、子どもがゴロゴロしたりするところです…!
何か対策をしたいですよね。
騒音対策になる
畳の部屋、フローリングと比べると振動は抑えられますが、足音は響きます。
特に賃貸住宅だと、下の階の人との騒音トラブルに発展しかねないので、小さな子どもがいる場合は対策したいところ。
ラグやカーペットなどの布製品は足音を吸収してくれて、下の階に足音が響くのを抑えてくれるので、騒音トラブル防止になりますよ。
「下の人の迷惑になるから、走り回らないでね!」
最初は大人しくしてても、しばらくしたらまたドタバタ…。小さな子を静かに遊ばせるのはなかなか難しいですよね。
部屋の雰囲気をガラリと変えることができる
和室にカーペットを敷くと、簡単、低コストで部屋の雰囲気を一気に変えることができます。
子どもって、少し部屋の配置を変えたり、模様替えをしただけでテンション上がりませんか?
子どもの好きなキャラクター模様のカーペットで、子ども部屋らしく賑やかな雰囲気にしても良いですし、シンプルおしゃれな洋風テイストにするのも良し♩
子どもと一緒に選ぶのも楽しいかもしれませんね。
畳を日焼けから守れる
お部屋の日当たりが良ければ、畳が日射で日焼けしてしまうことがあります。
畳をカーペットなどで覆っておけば、カーペットが日射を防いでくれるので日焼け予防になります。
畳が日焼けすると修復するのは難しいですし、あまりに劣化がひどいと張り替えの必要も出てきます。
修復の手間がかかってしまう前に、対策をしたいところですね。
ただでさえ家事育児で忙しいママ。畳の修繕修復に余分な労力はかけたくないですよね。
ダニ、カビに注意!
畳の上に敷くと、ダニやカビが付かない?
そうなんです、メリットだけじゃないですよね。。。
まず、畳はカーペットやラグを敷く用に作られているわけではありません。
そのため、基本的に何を敷いたとしても、きちんとお手入れをしないと、ダニやカビの原因となります。
畳をカーペットやラグで覆ってしまうと、通気性が悪くなり、畳との間に湿気が溜まってしまいます。
ダニやカビは高温多湿の環境を好むので、ダニやカビが発生しやすい原因を作ってしまうのです。
畳や赤ちゃんを守るために敷いたカーペットが原因で畳を汚してしまうなんて、本末転倒ですよね。
ただ、カーペットを敷いたからといって、必ずしもダニやカビが発生するとは限りません。
部屋の換気をしっかりする、掃除をこまめにするなどして、湿気がこもらない環境を作れば、ダニやカビが繁殖するのを抑えることができますよ。
赤ちゃんと過ごす部屋が畳!選ぶポイントは?
デメリットはあるけど、それでもやっぱり敷きたいんです。
ポイントを抑えつつ選べば大丈夫!
- 肌に優しい素材、縫製
- お手入れがしやすい
- 抗菌、防虫、防ダニ加工がある
- 滑り止めがついているなど、安全性
肌に優しい素材、縫製
ハイハイやズリバイをする赤ちゃんがいれば、素材にはこだわりたいですよね。
特にアトピーや敏感肌さんには、素材選びはとっても重要です。
カーペットなどであれば、コットンなどの天然素材が使われているものを選べば、肌触りが良く、通気性も良いので、肌への刺激を最小限に抑えてくれるので安心ですよ。
また、縫い目が肌にあたることで、痛みやかゆみを感じることもあります。
縫い目が表に出ていないようなタイプのものを選べば、縫い目が肌に触れることなく快適に過ごすことができますよ。
お手入れがしやすい
畳の上に何かを敷く場合、お手入れをしっかりしないとダニやカビの原因になるので、頻繁にめくったり陰干したり、洗濯したりがする必要があります。
その上、赤ちゃんや子どもがいると、とにかく汚れやすいので、お手入れのしやすさは重要です。
汚れても、サッと拭くだけでお手入れ完了♪というものであれば嬉しいですね。
ラグなどであれば、洗濯機で丸洗いできるものだと、オムツ替えで赤ちゃんがお漏らししても、子どもがクレヨンで描いても、ジャブジャブ洗えるからノンストレスですよ♩
また、マットであれば軽いもの、ラグなどであれば、ママひとりでも軽々持ち運べるくらい薄手のものだと楽チンです♩
抗菌、防虫、防ダニ加工がある
さらに、抗菌、防虫、防ダニ加工がついているものであれば、より安心です。
カーペットでも、ジョイントマットでも、ダニや菌が嫌がる効果があったり、追い出す効果のついているものまで色々あるので、そういうものを選べば心強いですね。
滑り止めがついているなど、安全性
畳の上に敷いた場合、畳との摩擦でカーペットやマットが滑りやすくなる場合があります。
しっかり固定できていなければ、すべって転んだりケガなどの原因になりかねません。
特に小さい子はアクションが大きいので、注意が必要です。
カーペットやマットの裏側に、ゴム製などの滑り止めがついているものであれば、カーペットがずれにくく安全です。
家具を置いている場合は、移動させてもカーペットがめくれることなくスムーズですよ。
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畳の上に敷くもの、いろいろありますよね。ひとつひとつ見ていきましょう♩
- ジョイントマット
- プレイマット
- カーペット
- ラグ
ジョイントマット
- クッション性があるので、転倒時に安心
- 防音効果がある
- お手入れがラク
- 通気性が悪い
- 柔らかい素材同士で不安定
- 場合によってはお手入れが大変
ジョイントマットとは、四角い形のマットにマットにつなぎ目がついており、組み合わせることで大きさや形を自由に変えられるマットです。
ジョイントマットはクッション性があるので、赤ちゃんや子どもが転んでも安心なのが魅力。
撥水加工のあるものを選べば、お茶をこぼしたり赤ちゃんがお漏らししたりしても、サッと拭くことができてとても便利です。
汚れがひどい場合は、汚れた部分だけ取り外して交換できるのも魅力。厚さのある防音タイプを選べば、足音が下に響きにくくなりますね。
ただ、ジョイントマットの一番の問題は、通気性が悪いということ。
湿気がたまりやすいので、雑菌やカビが繁殖しやすいんです。
こぼした水や食べこぼしなどがジョイントのつなぎ目に入り込み、いつの間にか下がカビやゴミだらけ…!ということも。
表面上はキレイに見えてしまうので、下の汚れに気づきにくいんです。
普段はお手入れが楽なジョイントマットですが、定期的に取り外して、一枚一枚換気する必要はあるので、枚数が多かったりと、場合によっては逆にお手入れに手間がかかってしまいそうです。
また、畳とジョイントマットは柔らかい素材同士なので、ベッドの上で立つような不安定さがあります。
机や家具を置いたら傾く場合もあるので、小さな子供のいる部屋では危険を感じる場合があります。
プレイマット
- クッション性があるので、転倒時に安心
- 防音効果がある
- お手入れが楽
- 使い勝手が良い
- 通気性が悪い
- 柔らかい素材同士で不安定
プレイマットにはジョイントタイプのものもありますが、ここでは1枚のシート状タイプのプレイマットについてお話ししますね。
プレイマットとは、赤ちゃんが転んだ時などにケガをしないようにするための、柔らかくてクッション性のあるマットです。
ジョイントマット同様、厚みがあるので防音効果が期待できるうえ、表面が防水仕様になっているので、吐き戻しなどの汚れもサッと拭くだけでキレイになります。
体操マットのように折りたためて厚みのあるものを選べば、お昼寝マットや簡易ソファなどにも使えて使い勝手が良いです。
ベビーゲートと一緒に使用することもできますね。
しかし、プレイマットは厚みがあるので、畳の上に敷くとなれば一番のデメリットは通気性の悪さでしょう。
基本的には防水使用なので、畳にとっては更にカビの原因になりやすいです。
畳の上に敷きっぱなしは厳禁なので、頻繁にマットの上げ下げが必要になりそうです。
また、ジョイントマット同様、柔らかい素材同士なので、家具を置くのに向きません。
プレイマットは赤ちゃんの居場所になりとても良いですが、お手入れがしやすいよう、持ち運びに便利な軽いものを選ぶなどの工夫が必要になってきそうです。
カーペット
- 部屋の雰囲気を変えられる
- 家具を置いても安定感がある
- ハウスダスト抑制効果がある
- 防音効果がある
- 通気性が悪い
- お手入れが大変
カーペットは、3畳以上の大きめサイズのもので、基本的に部屋全体に敷き込むもののことを言います。
カーペットは一枚敷くだけで、お部屋の雰囲気をパッと変えてくれます。
広範囲にサッと敷くことができるので、いろんなところを動き回る赤ちゃんを守ってくれ、畳も広範囲で守ることができますよ。
また、ジョイントマットやプレイマットよりも安定感があるので、本棚や机を置いても安心感があります。
家具による畳のへこみも防いでくれますね。
さらに、畳にカーペットを敷くことでハウスダストの舞い上がりを抑制してくれるので、畳から近いところで過ごす赤ちゃんにとって安心です。
防音効果のあるカーペットを選べば、足音が下の階に響くのを抑えることができるでしょう。
しかし、カーペットを敷くことで通気性が悪くなり、カビやダニの原因となります。
カーペットは比較的重たいので、めくったり持ち運ぶ手間を考えると、お手入れが大変というデメリットがあります。
洗濯できるタイプのカーペットもありますが、基本的にカーペットは大きくて重たいです。
おうちの洗濯機に入らなかった…!なんて失敗もあるので注意が必要そうです。
ラグ
- 部屋の雰囲気を変えられる
- 家具を置いても安定感がある
- ハウスダスト抑制効果がある
- 防音効果がある
- お手入れがラク
- 通気性が悪い
ラグとは、3畳以下の小さめサイズで、部分的に敷くもののことを言います。
メリットはほとんどカーペットと同じですが、カーペットよりもサイズが小さいので、持ち運びや洗濯などのお手入れがラクです。
洗濯機で丸洗いできるタイプのものも多くあるので、助かりますね。
カーペットと比べて敷き替える作業が簡単なので、気分や季節に合わせて模様替えすることもできます。
「冬はフワモコのあったかラグ」「夏はサラッと綿混ラグ」といったように、季節に合わせてラグを変えれば、お部屋がグッと居心地の良い空間になりますよ。
ただ、やはり畳の上に敷くとなれば通気性が悪くなります。
お手入れのしやすさを上手に利用して、こまめな掃除、洗濯をする必要がありそうです。
ラグが便利!
1歳児と4歳児のいるわが家の和室には、ラグを敷いています!
元々ジョイントマットを敷き詰めていたのですが、上の子が赤ちゃんのとき、ジョイントマットのつなぎ目に入った吐き戻しを掃除するのが大変だったんですよね。
オムツ替えの時も、動き回る上の子を追いかけながら何度お漏らしされたことか…!
また、ジョイントマットの上に木製の棚(おもちゃ入れ)を置いていたのですが、ジョイントマットが柔らかいため、転倒防止用の足が付いていたのにも関わらずとても不安定でした。
そこに上の子がつかまり立ちをするようになってしまったので、わが家ではジョイントマットを使用するのをやめました。
色々悩みましたが、ラグにして正解でした!
本棚とオモチャ用の棚の前のスペースに2畳分のラグを敷いていますが、ラグを敷いたことで、畳とラグのスペースが区分けされ、子どもたちは自然とラグの上が遊ぶスペースだと認識したようです。
おもちゃも部屋いっぱいに散らかることが減ったし、これはラグを敷いたことの思わぬ副産物でした!
畳より、ラグの上の方が気持ち良いからという理由もあると思います。
お漏らしされても、畳に浸透する前にサッとラグをはぎ取って洗濯機で丸洗いできますし、サイズ的にも軽々持ち運べるので、「今日は天気が良いからちょっとラグ干そうか〜」くらいの気楽さで干せますよ。
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実際に、赤ちゃんが過ごす部屋が畳だよ!というお家に住んでいるママ目線で、ご紹介させていただきました。
赤ちゃんが過ごす畳の部屋に何を敷こうかな〜とお悩みの方の参考になればうれしいです。